希宙学園総合Wiki - 浪川 蓮二
【名前】浪川 蓮二(なみかわ れんじ)
【性別】男
【年齢】16
【学年】高1
【ランク】D
【性格】基本的にはマイペースでそこそこ陽気、祭り事などが好きだったりして和装好き、なんか偶に祭りの屋台で働いてる姿を見るらしい。
【容姿】制服を普段着るが何か嫌な感覚があるらしくワイシャツを脱いで中の肌着と制服のズボンでワイシャツを腰に括り付ける、なんて格好も多いらしい。普段着は黒色の和服を着ている。 黒髪に黒の瞳、髪の長さは眉より少し上程度の長さ。
【所持品】紅月下(べにげっか)彼の使う一本の刀で、その刀身は月明かりに照らされると仄かに赤い光を放つ。煙管、火打ち石
【能力】断ち斬る一陣の刃『刀に能力を斬れる、そんな概念を付与するだけの能力。ここで重要なのは斬る。ではなく斬れると言う事だ、この力はあくまで斬れる、その程度の範囲でしかなく斬れるかどうかは本人によるのだ。それは本人の斬れると言う意思と、迷いのなくブレることの無い太刀筋によってのみ発揮される。つまりは意思がなくて技量があっても斬る事は出来ないし、逆に意思があって技量がなくても斬ることなど出来ない。両方なくては話にならないのだ。例としてはぬかるみに足を取られて太刀筋がブレても斬れないし、本人がその場で斬れないと感じて仕舞えば斬れない、などだ』
【備考】何処か普通と違う男、そして己を信じるものである。一人の剣士として生き、そして剣士として死ぬ。その身に持つ刀は生涯に一本限りで折れることなどあってはならず。折れる時には自分の意思で負けた時でそして自分が死ぬ時、そんな考えの持ち主である、それ故に普段は少し陽気な人間だが戦闘になればそれは鳴りを潜めて鋭い刀の様な殺気を放つ。そして、彼はランクをあまり気にはしない、だからこそ勝手に一人で放浪して、記録も無しに魔物斬り、果ては暴れる能力者との死闘を行う。
【SV】「お前さん、少し道を教えてくれないかい、どうにも道に迷ったみたいだからな」 「俺は剣士だ、お前さんはなんだか知らないが、この道を歩むなら容赦はしないってことは言っておくかい。まぁ今時そんなのも居ないだろうけどなぁ」 「お前さんも来るかい?そうかい、偶には夜遊びも良いもんなんだけどな」 「嬢ちゃん、飴ちゃんでも居るかい?そうかい、まぁこんな不気味な男から受け取れないわな」 「容赦はしない、お前さんもそうだろ?あぁ、戦さ場に言葉は不要かい」 「能力?そうかい....それならそれすら斬り伏せて行くだけだ。俺には出来る、お前さんにそれを見せてやる」 「斬って死なないかい、なら死ぬまで斬るだけだ」
ーーーーーーお試しソロルーーーーーー
「なぁ、お前さん....俺は、なんか間違ってたかい...(なんて、彼は腕を失い、胸元の穴から壊れた蛇口の様に血を垂れ流しながら問いかける。それは答えがわかった上での、念のための問いかけ「クハハ、そうかい....そうだよなぁ、違うもんなんてありゃねぇ。人それぞれの正しい道があるんだよなぁ」なんて、重くなりはじめる瞼に、近づく死の足音を聞き取りながらも、彼は陽気に笑うのだ。俺は間違っていない、そんな考えを胸にしながら呟く「やっぱお前さんは俺に似てるよ、どうしようもなく、愚直で...お前さん自身を信じて、障害は全て取り除く...今回は俺もお前さんも障害同士ってわけだったなぁ」なんて、変わらぬ声音で呟くのだ。死ぬ事に後悔はない。この道に足を踏み入れたその時、既に覚悟は決まっている。ただ、悔いがあるとすればやはり、目指したものに手が届かなかった事だろうか「なぁ、お前さん....俺の覇道も、お前さんの道に組み込んではくれないかい」だから、彼はそんな風に告げた。それには間髪も置かず肯定の意思が変える。だが「なんだ、お前さん、泣いてるのかい。案外、弱っちいんだな、お前さん」泣いている、そんな事に気づけば彼は笑った、強い意志を持ちながら、人を殺した事を悲しめるそれに、同時に俺とお前さんもやっぱり違うんだなぁ、なんて考えた。だからこそ彼は言うのだ「俺は殺し続けたもの、殺し続ければ殺されるんだ、その殺す役目をお前さんがしただけ、気負う必要なんかねぇんだぜ?」なんて、最後に告げる。どうなったかは分からない、だってその直後に、唐突に眠くなって、その意識は途絶えたのだから、ただ一つだけ。ここに頂を目指したものが一人消え去った。それだけは確かだろう」